焼きチョコなのにフワッと溶けることでお馴染みのチョコレート、森永製菓「ベイク」が2014年10月28日にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の認証を受けて、チョコレートとして初めて“宇宙日本食”に選ばれたって知ってましたか?
「ベイク」が“宇宙日本食”選ばれた!
チューイングキャンディ「ハイチュウ」と温度変化に強い「ベイク」が『宇宙日本食』に認証!
“宇宙日本食”は、国際宇宙ステーションで日本人だけでなく、他国の宇宙飛行士が食べることもあるのだとか。
そんな「ベイク」が『宇宙日本食』に選ばれた決め手はズバリ“熱への強さ”!!
宇宙食を輸送する時の過酷な環境に耐えきれなかった今までのチョコレートとは違い、
外側をパリッと焼き上げ、手で触っても溶けることがないベイクは輸送中の高温にも耐えられるのだそうです。
・本当に溶けないのか実験!
宇宙に持って行けるほど “熱に強い”と言われると、どのくらい耐えられるのか試してみたくなりますよね?
というわけで、さっそく実験!
暖房の温風が当たるところに、「ベイク」と比較用のミルクチョコを設置して1時間ほど放置してみました。
ふつうのチョコが溶ける環境でもベイクはビクともしない!
指でつまんでみると、比較用のミルクチョコはご覧の通りグニャリと溶けてしまいましたが、「ベイク」はビクともしません。
しかし!!これはまだまだ序の口。
もっと熱くなれベイク!ということでフライパンで焼いてみた
暖房では溶けなかった「ベイク」も火で加熱したらさすがに溶けるだろう。
ということで、フライパンで「ベイク」を焼いちゃいました。
じっと待つこと2分・・・
火をかけて2分ほどで比較用のミルクチョコがみるみる溶けてきました。
一方の「ベイク」は溶け出す気配がまるでありません!
裏返してみるとちょっと焦げてる
火を止めて、「ベイク」をひっくり返してみると少し焦げていました。
しかし、まだまだ溶けない「ベイク」。恐るべし「ベイク」。
さすが“宇宙日本食”!
ここでちょっとした発見がありました。
焦げちゃったけどもったいない!と、パクリ。
「あれ…おいしい…」
中のチョコレートがほどよく溶けていい感じ!
これは、中のチョコレートをちょっと溶かしたほうがおいしいんじゃないか?
とどめは電子レンジで温めてみた!
フライパンだと温まり方にムラが出てしまうため、次は電子レンジで温めてみました。
フライパンで加熱した「ベイク」は、比較用のミルクチョコが溶けたタイミングで温めるのを止めたので、電子レンジでも同じように試します。
レンジでも溶けないベイク!
500Wで1分ほどレンジにかけると、比較用のミルクチョコが溶けてきました。
フライパンの結果ですでにわかっていましたが、レンジで加熱しても「ベイク」は当然溶けません。
温まった「ベイク」を口に放り込むと、外側サクサク、中身トロトロ。
まるでフォンダンショコラを食べているよう!
そして、もちろんちゃんと温まっているのに手が汚れない!
・実験結果
―「ベイク」は直火にも耐えられるツワモノチョコだった!!
―「ベイク」はレンジで温めるとさらにおいしくなる!
宇宙に行くお菓子「ベイク」で高温実験をしたら、以下のことが判明しました。
1. 25度に設定した暖房の風に当てても「ベイク」は溶けない。
2.フライパンで加熱しても「ベイク」は溶けない(ちょっと焦げた)。
3.レンジでチンしても「ベイク」は溶けない(食べるとおいしい)。
結果として、「ベイク」を溶かすことはできませんでしたが、温めるとさらにおいしいことを発見しました。
そうそう、実験中に温めた「ベイク」を食べながら、「これをアイスにのっけて食べたらおいしいだろうな~」と思いついたので、ついでにやってみました。
温かいベイクと冷たいアイスがベストマッチ!
スプーンで突くといい感じにくだけてアイスと混ざり合うので、オススメです。
いつも食べている「ベイク」を、宇宙飛行士も食べているのはなんだか不思議な感覚。
おいしいチョコレートが宇宙でも食べられるなんて、科学の進歩はすごいですね。
高温に耐えられるからこそ温めてもおいしい「ベイク」。
みなさんも温めた「ベイク」を試してみてはいかがでしょうか?
この記事が気に入ったら「もぐナビ」をぜひフォローしてください♪