「lunatichare」さんの「カフェスナック ホットドッグ」についてのクチコミ・評価

lunatichareさんの評価

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手軽さ＆食べられなくもない味が必要なら…
（製品の見た目通りの）食べると悲しく貧相な気持ちになてしまうホットドッグと称される事が日本では許される最低限の体裁を整えた低価格製品です。自分の意志でリピートしたいとは思いませんでした。

災害で物資が不足し貧困と空腹に陥っている際の配給で遭遇すればありがたいけれど、そうでなければ現代を舞台にした空想作品に登場する刑務所だとか強制収容所の最低限体裁だけ整えて提供される安価な一応のメシといった印象です。

実際には配給がありがたい災害時に電磁波あたためはできないでしょうし、空想作品でも特別なご褒美扱いの高級品（しかし所詮はこんなもの…）みたいな扱いでしょうが…。

保存性も冷蔵で1週間程度もつ程度の設定なので現代の基準では特別評価するほどでもないと思い総合評価には特に反映しませんでした。

味: 最低限ホットドッグと思えばこの世にはこういうホットドッグもホットドッグの美味しさピラミッドの最底辺にはあって、それは決して食べられないほどのまずさを感じさせないようにギリギリにうまく工夫してくれているな…、と感じます。ホットドッグの魅力となる肉の旨さはありませんが、緊急時なら少々食べても健康に害も無いかな…くらいの味にはなっています。毎日これを食べるならこの肉はいったい何だろうかとすぐに考え始める事になりそうです。パンも特別美味しいという事はありませんが、そもそも謎の吐き気がするような事が無いだけマシと考えるべきクラスの製品かもしれません。その基準ではマシなパンかもしれません。

見た目: さすがにそのままではどうしても、貧相な感じを否定できない製品です。そもそもソーセージがパンに挟まれるだけが基本のホットドッグというものなので、最低限ホットドッグのような見た目のものは食べられるのですが…。ソーセージをよくみてはいけません、艶も無く、特に断面を見るとこれは何だろうかと考えてしまう物体ですが、一応、たぶん、少なくとも日本ではソーセージと言い張れる何かです。調理演出としての焼きなどもソーセージ、パン、何れにもありませんし、最低限のホットドッグっぽい物体に見えなくもないが、いまひとつ特別食欲がわくとか、そういった印象を受けるのは難しい程度の見た目です。

コスパ: 費用対効果が高いとは思えません。ほどほどに安いだけです。しかし、コンビニやマーケットで適当に安価なコッペパンと少なくともJAS上級以上のソーセージを買ってきて、焼いて挟んで食べた方が1食あたりの単価はもしかすると安くなってしまうかもしれません。調理コストが袋から出して電磁波あたためだけという点を考慮しても安さだけで十分なアピールになるかは疑問です。まして、価値に対する価格としてのコスパは最低ランクを脱却できるものではないでしょう。