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餡だらけラーメン
久しぶりにコンビニ麺のラーメンをいただく。ファミマから新発売された鶏白湯ラーメンだ。濃厚こってりと書いてある。だから買ったわけ。濃厚系ラーメンでは味噌と担々麺と博多とんこつを食べてきたが鶏白湯は初挑戦だ。鶏白湯は全国各地のラーメン店で提供されるメニューでありながら、いわゆるご当地ラーメンではない。不思議だ。日本三大地鶏といえば比内地鶏と名古屋コーチンと薩摩地鶏。秋田には比内地鶏ラーメンがあるが塩ラーメンが一般的らしい。名古屋には名古屋コーチンを使った鶏白湯ラーメンを出す店があるが、台湾ラーメンのほうが圧倒的に有名だ。鹿児島にも薩摩地鶏を使った鶏白湯ラーメンをがあるが、鹿児島とんこつラーメンのほうが知られている。そんな摩訶不思議な鶏白湯ラーメン、ファミマはどんな味で勝負してくるのか。期待に胸を膨らませながらレンチンする。フタを開けてまず驚くのがチャーシューだ。2枚も入っている。大きさはそこそこだが分厚い。税込価格550円は高いと思ったが、このチャーシューなら許せる気がする。その他の具材はメンマとネギ。メンマは4-5本入っており、ケチってない感じが好印象だ。そしていよいよ鶏白湯スープをいただく。ものすごいトロミだ。丼を傾けてもなかなか口に入ってこない(レンゲを使いなさい)。スープというより餡に近い。本来なら鶏ガラをドロドロになるまで煮込むそうだが、この商品ではゼラチンとデンプンを使ってトロミを出しているようだ。スープ全体にトロミがあるので餡かけラーメンに近いというよりは餡だらけラーメンという感じだ。麺を持ち上げるとモレなく餡がついてくる。まるで「濡れ手で粟」という諺の由来のような。ちょっと違うか。まるで磁石に釘がくっついてくるような。たとえが悪いか。なんでもええわ。とにかく餡のようなスープが麺に絡んでくるので、麺を食べ終わる頃には少量しか残ってないのだ。この鶏白湯、ご当地ラーメンには属さないものの、なかなかどうして、他に類を見ない特徴のある一品だ。コンビニ麺でここまでやるとは驚いた。ファミマの商品開発力には感服する。ごちそうさまでした!... 続きを読む
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