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バナナとホイップたっぷりくるむ、しあわせクレープオムレット

だいぶ春めいてきた昨今、暖かくなって過ごしやすいのはいいのだが、折を見て買い求めようと思っていたクリーム白玉ぜんざいが棚の入れ替えでなくなってしまい、試す機会をふいにしてしまって大変心残りである。

ドンレミー「しあわせクレープオムレット チョコバナナ」

ドンレミー「しあわせクレープオムレット チョコバナナ」

さて今日ご紹介するのはそのぜんざいの代わりに新しく棚に並ぶようになった、ドンレミー「しあわせクレープオムレット チョコバナナ」。

このドンレミー(DOMREMY)というメーカーは東京北千住はホテルココ・グラン内のオフィスに本社機能を据え、洋生菓子の製造・販売を主な事業内容としている。

その名はパリから350km東の自然に囲まれた小さな村、シャンパンとワインの生産地であり「ジャンヌ・ダルク」生誕の地としても知られる「ドンレミー村」を由来とするものだ。ミニストップをはじめとするコンビニや、イトーヨーカドーなどのスーパーで製品を手に入れられるだろう。

パッケージ

350ml缶より大きなパックいっぱいのクレープ

350ml缶より大きなパック

それではまずパッケージから見ていこう。黄色いクレープがみっしり詰まった透明のパック。そのサイズは350ml缶を軽く超えてざっと16cm×9cm。

どっしりした厚み

どっしりした厚み

厚さは4cmほどもある。

マスコットの名前はドンレミーの“ドンちゃん”

マスコットの名前はドンレミーの“ドンちゃん”

マスコットの描かれた黄色いラベルには、バナナとチョコのイラスト。このラベルを外してパックを開けたら、どんなしあわせが出てくるのだろう? さっそく確かめるとしよう。

現れた“しあわせ”

パックいっぱいに詰まっている

パックいっぱいに詰まっている

中にあったのは黄色い衣にくるまれた、たっぷりのホイップとチョコ。クレープ生地の下には何か模様が透けて見える。

敷き込まれたフィルムを持てば取り出しやすい

敷き込まれたフィルムを持てば取り出しやすい

もっとよく見るべくパックから取り出そうとしたとき、透明なフィルムがクレープの下に敷きこまれていることに気づいた。これを持って引き出せば、柔らかいクレープを型崩れさせずに取り出すことができる。細やかな心配りだ。

フィルムの端はクレープの中に

フィルムの端はクレープの中に

そっと皿に移すと、フィルムの一端はクレープの中に挟みこまれていることがわかる。

模様の正体

模様の正体

めくってみるとつづれ折のチョコホイップが現れた。クレープ生地を透かして見えた模様はこれだったのだ。

圧倒的ボリューム感

圧倒的ボリューム感

チョコホイップを崩さないよう気をつけてフィルムを取り去り、すっかりあらわになったクレープオムレットの姿。こうして見ると、ホイップがたっぷり詰まったその重量感に改めて圧倒される。そういえば、この中にはまだ隠された“しあわせ”があるはずだ。

“しあわせ”の味

あふれるホイップで隠れたバナナ

あふれるホイップで隠れたバナナ

そっとナイフを入れたその切り口に見えるものは、クレープの左右にもトッピングされたチョコフィナンシェ。そしてあまりのホイップの多さに隠れてしまったバナナである。さあもういいだろう。そろそろ“しあわせ”を味わいたい。

最初の“しあわせ”

最初の“しあわせ”

まずはそっとフォークでホイップをひとすくい。ココアパウダーとアーモンドダイスがちりばめられたそれを口に運ぶと、ふわりと軽い舌触り、やさしい甘さ。“しあわせ”な味はしっとりとろけ、コクと芳醇なバナナからの移り香を残した。

彩られる“しあわせ”

彩られる“しあわせ”

そこにココアパウダーと、ホイップに負けないほどたっぷり入っているチョコフィナンシェがビターな味わいを加え、ときおり歯に当たるアーモンドダイスがサクサクした歯触りと香ばしさで“しあわせ”に色を添える。

奥に秘められた“しあわせ”

奥に秘められた“しあわせ”

ホイップとフィナンシェを切り崩すうち、唐突にまたバナナが現れた。

クレープオムレットに隠された最後の“しあわせ”。それ以上ヴェールをはがさぬようそっと舌に乗せ、ゆっくり舌先に力をこめていくと、熟れた果肉は甘酸っぱくねっとりしたペーストへと姿を変えてホイップと一つになっていく。

そしてクレープ生地が風に舞う薄絹のように千切れ舞いながら、“しあわせ”の味とともに喉へと落ちていった。

“しあわせ”を追い求めた先

たっぷりのチョコとバナナとホイップ、まさに“しあわせ”の味を包み込んだクレープオムレット。

そのしあわせを心ゆくまで楽しめるうれしいスイーツだが、ゆめゆめ忘れないようにして欲しい。身に余る“しあわせ”は、“脂肪”という名の災いとなってその身に降りかかってくる。

求めすぎることなく、少し物足りないくらいがいいのだ。

それでは、軽く自転車で流してこよう。また次の“しあわせ”を味わうために。

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