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キャラメル・珈琲二つのムース、白く四角く閉じ込めた

ずいぶん暖かくなってきて、そろそろ上着を一枚脱ごうかと思う今日この頃。

しかし、今時分は三寒四温と言って、四日ほど陽気を感じたと思ったら次の三日はまた寒さがぶり返すというように暖かい日と寒い日が交互にやってくるものである。

すっかり春めいてしまうまでは、冬物をしまいこむのはもう少し待つとしよう。ちなみにこの陽気が今回の記事を書くにあたって落とし穴となるのだが……。

さて今日ご紹介するのはロピアの新作スイーツ、「大人 ホワイトチョコキャラメル」。少々紛らわしいが、ロピアと言っても東京神奈川にあるスーパーマーケットではない。愛知県清須市に本社を構える、チルドスイーツの企画・販売・製造の会社だ。

白い立方体の内に秘められた秘密とは?

白い立方体の内に秘められた秘密とは?

さてこの「大人 ホワイトチョコキャラメル」、ぱっと見た目は四角いホワイトチョコの塊にクランチナッツとホイップでデコレーションしただけに見える。名前と形からしてまさか中は特大のキャラメルなのだろうか? その秘密を探る前に、まずは店頭で見つけやすいようパッケージから見ていこう。

パッケージ

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赤いリボンも見逃せない

透明のドームがかぶせられた鈍い金色の台座、そこに納められた白い立方体。ドームにかけられた黒いラベルにはその名「ホワイトチョコキャラメル」がしるされている。その左で光る、金の封蝋をかたどったロピアのロゴが目印だ。それではこの封を切り、納められた宝物を光の中でよく見てみよう。

外見

ホワイトチョコで固められ、アーモンドとキャラメルホイップがあしらわれている

ホワイトチョコで固められ、アーモンドとキャラメルホイップがあしらわれている

立方体の上部には砕いたアーモンドが散らされ、薄茶色のキャラメルホイップが絞られている。そしてその上からカラメルソースがあしらわれているようだ。見える範囲の表面はホワイトチョコで白く固められ、中をうかがい知ることはできない。

内に秘められた四種の音色

四種六層の魅惑の甘さ

四種六層の魅惑の音色

ナイフを入れて切り開いてみれば、現れたのは四種六層の魅惑の音色。上から順にスポンジ、キャラメルミルクソース、ミルク珈琲ムース、キャラメルムース、そして再びキャラメルミルクソースとスポンジだ。

室温で早くも流れつつあるホワイトチョコにあわてて一片を口に運べば、白い甘さがねっとりと舌に触れたかと思うと二種のムースと共にたちまちとろけ、カラメルと珈琲の香りを立ち上らせる。ふわりと軽いスポンジはとろけた三つをまといつかせ、時折歯に当たるアーモンドを装飾音にゆったりと喉へと落ちていった。ホイップの側を口にすれば、歯触りに変わってカラメルソースのほろ苦さがハーモニーに色を加える。

軽く甘く香ばしく、繊細な調べは外気にあっては長く響いていられない。その前に、このたえなる旋律を味わってもらいたい。

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